08 May 09

陽気が良くなり、東京の自然都市公園には人が溢れている。
思い思いの休日を過ごす、まさに身近な極上の休日。
ついつい椅子を持ち出し、缶ビール片手に本を抱え、駒沢公園へ繰り出す。
ーーーーー
その光景はまさに、ロンドンのハイドパークやニューヨークのセントラルパークを連想させる。
レジャーシートを広げランチを楽しむ家族、
芝生に寝転ぶカップル、
手作りのイタリア料理とワインに興じる友人達、
外周道路はジョギングをする人の汗が光っている。
ついつい、東京でも休日の風景が変わったなぁなどと生意気言ってみる。
ーーーーー
ふと考える。
この考えはどう考えても、先の欧米の風景をあこがれとして考えているな。
同じ公園でも、全く使われない公園。段ボールハウスやブルーシートが立ち並ぶ公園。
この目の前にある公園は本当に公園の一つの顔にすぎない。
どの公園の姿も今の姿であり、表面上にある緑に惑わされてはいけないのかもしれない。
ーーーーー
それにしても、やはり自然は気持ちがいい。
間違いないのは、ここにいる人の多くが、
そして、遠いどこかで陽光いっぱいにくつろいでいる人が
同じことを考えているということだけだ。
真実と現実の狭間で微睡んでいく気持ち悪さを覚えざるを得ない・・・
photo : (C) Koichi Saito